♪Diary


■2005/08/03(水)
「vestige−ヴェスティージ−」PV

「vestige−ヴェスティージ−」のPVをM-ON!で見ました。以下ネタバレですので、ご注意下さいませ。これは私の主観なんで、「絶対こう!」っていう解釈ではありませんので(^-^;)ゞ。

■「vestige−ヴェスティージ−」PVの内容

棺桶に入っている貴教の胸元に花を供える女性。

建物の屋上に立っている貴教。どうやらそこから飛び降りるらしい。

貴教と女性はある場所で擦れ違うが、女性はそれが貴教だと気付かない。

女性は悲しみに暮れベンチに座って泣いている。貴教も横に座っているが、それに女性は気付いていない様子。ずっと泣いている女性。それを遠くから見詰める貴教。

背中に羽根を付けた子供が貴教の前に現れ、空を飛ぶ仕草を見せる。「そんなんじゃダメだ」と言いたげに首を振って子供の前から立ち去る貴教。

水たまりに涙を落とす女性。貴教が飛び降りた場所と同じ所に立ち、身を投げる。

羽根を羽ばたかせて舞い降りてきた貴教が、下に落ちていく女性を抱きかかえ救う。女性は貴教の存在に気付く。

並木道で手を繋いでデートをする2人。この時貴教の背中には羽根は生えてはいないが、一方で羽根が生えた貴教の天使姿の描写あり。その天使の貴教は傷ついて苦しそう。

「大丈夫なの?」と心配する子供の天使が現れる。「うん、大丈夫だよ。」と頷く貴教。だが辛そう。

広場の真ん中で抱き合う2人。女性を思えば思うほど、貴教の背中の羽根はだんだんボロボロになって舞い散っていく。その様子を見た子供の天使は諦めた表情で、去っていく。

白いベールに包まれながら、指を絡ませて愛し合い結ばれる2人。今まで楽しかったデートのフラッシュバック。

天使の貴教の羽根はもうボロボロ。苦しみ悶えて、跪いて立てない様子。

建物の屋上に立つ天使の貴教。とうとう下に落ちてしまう。

再びベッドシーンの描写。女性の肩を抱くように寝ているが、貴教は動かず。

天使の貴教は下に落ちて、地面で俯せになって倒れている。

女性は横で寝ている貴教がびくともしない事に気付く。貴教は生きていない事を悟る。

棺桶に入っている貴教の胸元に花を供える女性。女性は泣いているが、涙を拭ってそっと微笑む。

胸元に供えた花に炎が灯り、死んだはずの貴教が覚醒し、目を開ける。

ここでPVは終わり。このPVも「Meteor−ミーティア−」と一緒で無限ループのような感じかな。

これ見た後はとても胸が苦しかったよ。息が出来ないぐらいに。勝手に涙もじんわり出てくるし。みんなでワイワイ見るんじゃなくて、1人でこっそり見ないとヤバい。歌詞を改めて見てみると余計に込み上げてくるよ。こんなにまで感情移入出来るPVなんて今までなかったかも。

これはただのPVと片付けられるものではない作品だね。確かに衝撃シーンもあったけど、とても画になっててキレイ。私もあんな風に優しく包まれたい。

どんなに苦しい事や悲しい事があっても、どこかで支えてくれる人が居るんだとも思えるし、自分の最愛の人を失う悲しみって乗り越えられるのだろうかと不安になったりもするし。「イキル」って「こんなに楽しい事なんだ」という一方、「何でこんなに苦しいんだろう」っていう。表裏一体なんだよね。生と死って何なんだろう。また深く考えるようになっちゃった。

MTVのメイキングもどんな感じになってるのかな。


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